ラジオ三昧してる。笑

子供のころ、わけもなくあこがれた箱。そこからは音楽が、楽しいおしゃべりが、かわいらしい女の子の声が、次々にあふれ出てくる。とても不思議な箱。小学生の低学年のころ、実はテレビが実家になかった。私にとっては、ラジオが唯一の外界の情報源だった。

 これは生まれながらに、私が直観していることだが、神経言語プログラミングという世界では、私は「聴覚型」の思考や行動をとるのだそうだ。いわれてみれば、自分の趣味嗜好でも、たしかになぁ、と実感し、納得している。

 なるほど、普通ならテレビにかぶりつきになるような、年頃であっても、家の事情とはいえ、ラジオだけを聴く日々にも、そんなに苦痛を感じることもなく、むしろ、流れてくるさまざまな番組に聴き入っていたのを覚えている。さらに時が経ち、BCLという「ラジオを聴く」趣味も楽しんだ。不思議なもので、電波に乗って地球の裏側から聴こえてくる「音」を搾り取るように聴いていた。どうやったら、より明瞭な音で聴けるかを工夫していた。もちろん、今のようにネット検索すればいいというものでもないので、詳しい人に尋ねては、トライ&エラーを繰り返していた。最初は短波放送から始まり、やがて、ステレオサウンドが超クリアに聴けるFM放送の虜にもなった。



エフエム放送の番組情報誌を見て、好きなアーチストの楽曲が流れる番組を待ち構えて、カセットテープに録音する。この一連の行為を「エアチェック」といって悦に入ってたものだ。それにしてもアルバムを丸ごと流してくれるという「おおらかな」番組が多かったこと。(笑) もちろん、しっかりと録音した。今でいうダウンロードみたいなものだが、いまと大きく違うのは、そのまんまの視聴時間が必要だということ。レコードアルバム1枚は約46分。だから、カセットテープも46分用というのがよく売れていた・・・

ああ、懐かしい。そんな話をし始めたら延々と続けられるかもしれない。いま、さまざまなラジオを物色中。FMはもちろんだが、できれば、短波放送もしっかりと受信できるやつが楽しいし、外部アンテナ使用もマストである。残念なのはあの頃のような夢あるメカメカしい(笑)、通信機型ラジオの国産新製品が皆無だということ。歳を重ねても、そういう冒険心をくすぐるガジェットに目がないのが、私たち、昭和世代の男子なのだ。
(今のご時世では、こんな表現もアウトかな? そこは大目に見逃していただければ幸いです)