安直な表現かもしれないが、アルインコという企業は、実にユニークだ。その主力製品の一つは「脚立」、さらに意外なのは、無線機。しかも実はその使い勝手も性能も、かなり優れものだ。私の場合は、フリーライセンスラジオの趣味の世界にはまって、いろいろ情報を漁りながら、デジタル簡易無線、特定小電力無線、デジタル小電力コミュニティ無線それぞれのリグを調達した。
通常は飲食店や道路工事などの現場でインカムとして使われている特定小電力無線(写真左端)。DJ-P24L、このカテゴリーでは素晴らしい交信感度の良さで知られている機種。普通にモニタしていても、とんでもなく遠くからの電波を傍受できることもあり、驚いてしまう。現在は製造中止となった品番だが、ネットオークションなどに出品されていることもあるので、機会があるなら、今のうちに入手されることをお勧めする。
よく似た名前のカテゴリーで、デジタル小電力コミュニティ無線が、写真中央のDJ-PV1D。普及割合は低いのだが、私はこのカテゴリーが最も楽しいと感じている。デジタル通信とGPSの組み合わせにより、通信の相手方がどの方角の何㎞先に位置しているかも判明する。しかも出力は0.5Wにも関わらず、コンディション次第で、数百㎞の交信距離が期待できる。実際、私の経験でも、岡山県から和歌山県の局長と交信をすることが出来た。市民ラジオと同じ出力で、DX通信が可能となるエキサイティングな無線だ。
残りのDJ-DPS70、業務用としてもレジャー用としても、全国で様々な場面で、もっとも手軽に運用されているデジタル簡易無線だ。使用できるチャンネルは主に30。実際に運用を重ねてきた実感としては、秘話コードとユーザーコードをうまく使いこなせば、込み合っている使用状況の中でも効率よく乗り切ることができるし、何せ手軽だし、ロケーションさえよければ、かなりのDX通信も安定的に可能だ。我が家はGPアンテナを設置しており、固定局として、やはりアルインコ社のDJ-DPM60を設置しているので、四国や関西方面ともQSOが可能だ。
というわけで、八重洲、アイコム、ケンウッドなどの他のメーカーをないがしろにする意図はないけれど、気が付けば、私の運用するリグのほとんどがアルインコ製品だ。我ながら壮観、ほんとお世話になっている。
ちなみに、フリーライセンス無線におけるコールサインは、「くらしきMH718」
波の上でつながりました際にも、よろしくお願いいたします。
タグ: デジタル小電力コミュニティ無線
「無線機」の魔力
スマートフォンという個人用通信デバイスがこんなに普及している中であっても、「無線機」には心惹かれるものがある。今の時代にそぐわない表現かもしれないが、それでもあえて言わせてもらえば、多くの「男の子」は無線機が大好きである。もちろん、その興味や関心がいつまで持続するかには個人差もある。私の場合はこんな年齢になっても、「無線機」にスピーカーマイクをつけてPTTスイッチを握るだけで、ワクワクする。とあるきっかけで、フリーライセンスラジオという趣味の世界があることを知った。というか、トランシーバー遊びを真剣にやってる大人たちが案外たくさんいるのだ。実に興味深い、平成もそろそろ終わろうとするころから、その輪の中に飛び込んだのだ。この記事の画像のように「市民ラジオ」とか「合法CB」とか言われているものから、最新のデジタル無線機まで、さまざまな周波数帯の無線機がある。このWEBでも時折、無線やBCLなどについて情報発信していきたいと思う。
あ、ちなみに私のフリーライセンスラジオにおけるコールサインは、「くらしきMH718」なので、電波の上でつながった際には、よろしくお願いします。